2022年８月１６日。

2022.08.16

こんにちは。

毎年この日に「ののがたり」を書いているような気がします。
更新頻度が少なくなってしまったこの頃ですが、今日は自然と「書いてみよう」という気持ちになりました。

 

８月１６日。
京都では、五山の送り火が行われます。
お盆に帰ってこられたご先祖さまたちをお見送りする日。
むかし京都で暮らしていた頃、夜、一緒に畑作業をしていた父に「あの山が燃えてる！！あれは何！？」と聞いた日のことを、毎年毎年思い出します。

父が旅立って１１年。

今日は平日なので家族みんなが集まることは難しかったので、少し前に、母と私たち娘３人と、その家族合わせて１０人が集まりました。

(母が作ってくれた料理。懐かしい味にほっとしました)

実は１１歳下の妹も、結婚・出産をし、家族が増えたのです。
みんなで集まれば、年の近い子どもたちがワチャワチャと大騒動。
喧嘩をしたり、泣き叫んだり、とても賑やかです。

父が遺してくれたものって、「信じ合う人たちとの繋がり」なのかなと思いました。
人は一人では生きていけないし、いつも誰かに支えられている。それを忘れないように、感謝の気持ちをもって毎日を過ごすこと。それがとても大事なことだと、あらためて想い直しました。

 

「ののがたり」を振り返ってみれば、昨年もこの日に綴っていました。とても意欲的に毎日をがむしゃらに夢中に生きていたことが伝わってきます。すごく忙しかったし、色々なことで溢れかえって毎日バタンキューだった日々。とてもやり甲斐を感じていました。
(昨年の「ののがたり」よろしければご覧ください。↓)
2021年8月16日。

ここ最近は、この調子ではなんだか身体と心がついていかなくなってきてしまったため、少しスピードを緩めて過ごしています。家族や、相方のみーさん(春風弥里さん)、SUMIREというチームのみんなに凄く支えてもらっていて、本当に感謝しています。
　自分のための時間をつくりました。
５年以上ぶりに人間ドックに行ったり、マッサージに行ったり、近所に住む友人と会ってたわいもないお喋りをしたり、料理のレパートリーを増やしたり、子どもの習い事などを調べたり、ささやかな日々を過ごしています。
自分はいま何を大切に想っているんだろうということも考えたりしますが、まだ言葉になりません。

人生には色々な波があるんだろうなあと思います。
何かの違和感に対して見て見ぬふりをして過ごすよりも、一回立ち止まって、じーっと見つめることもしてみたいなと思う今日この頃。

父親譲りの頑固さは、変えられそうにありませんが(笑) とにかく毎日元気に寝て起きて、美味しいご飯が食べられること、周りに支えてくれる人がいることに感謝して日々過ごしたいと思います。

 

すみ花