完。
2015.08.03
おかげさまで、すべての公演が終了しました。
応援してくださったみなさま、
ありがとうございました。
夢だったのかな。
・・・と思うくらい、かけがえのない、そして儚い時間でした。
『ライムライト』世界初演の舞台、テリーという役をこのタイミングで演じられたこと。私にとって最高のチャンスだったと思います。
この作品がこれからも沢山の方に愛されるものになって欲しいと、ずっと祈っています。
実は、本格的なクラシックバレエを踊ることは相当なプレッシャーでしたが、スタッフの方々、キャストのみなさんに支えていただきどうにか千穐楽まで怪我なく踊りきることができました。
舞台袖で常に踊れるスペースを設置してもらったり。
ベストな状態で踊れるようトゥシューズは何足買っても良いよと負担してくださったり。(結局6足履きつぶしました。本物のバレリーナか!とツッコミたくなる。)
素晴らしいダンスをされるパートナーの佐藤洋介さんには毎日練習に付き合っていただいたりと。
感謝感謝です。
6 歳から宝塚に入るまで両親に世話になって通い続けたバレエ。田舎の家から都会のバレエ教室までは車での送り迎えなしでは通うことも出来ず、家族に相当な負担をかけてきました。決して才能があるわけではないのに「踊りたい」という一心で、色々なことを犠牲にしてまでも続けさせてもらったバレエ。そんなことをふと思い出した時、今回この役を演じられて幸せだと心から思いました。少しだけ両親に恩返しできたような気持ちになりました。
今後、もうここまで踊ることはないと思うけれど、やっぱり大好きなバレエ。
趣味として続けて行きますね。
お話ししたいことは山ほどありますが、あまり余韻にひたっていても次に進めないので、このあたりにしておきます。とにかく言いたいことは、
みなさん、ありがとうございました!!!
と、いうことです!!
sumika