ほっと一息。
2015.07.21
おかげさまで無事、東京公演と大阪公演が終了しました。
連日満員のお客様で、温かい拍手をいただき、その拍手に私は生かされました。ご観劇くださったみなさま、そして様々なかたちで応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます。これからいよいよ福岡、長崎、鹿児島、そして愛知、富山、長野と沢山の都市を巡りますが、勇気をもって挑戦していきますので、お近くにお住まいの方はもちろん、ご旅行がてらぜひ観に来てくださったら嬉しいです!
静かに鼓動を打つ心臓のように物語は進んでいきますが、それこそが生きることなのだと作品に教えられました。研ぎ澄まされた世界の中で、毎回身を削って、でもその分、愛をもらって、テリー(そして私)は逞しく生きています。
今回の脚本を担当された大野裕之さん。日本チャップリン教会会長さんです。この方のお力なくしては日本での『ライムライト』舞台化世界初演は、なし得なかったことです。
なんと、映画でテリーを演じられたクレア・ブルームさんから『テリーから、次のテリーへ』とのメッセージを込めてサインをしてくださった写真を頂戴してしまいました。大野さんがイギリスから受け取って来てくださったのです。
光栄という言葉では収まりきらない、とんでもないことです。
テリーは、チャップリンの初恋の人やお母さんの結晶でできているのだと、大野さんもクレア・ブルームさんも(DVD の特典DISCで)仰っていました。
チャップリンがテリーに込めた想いを、クレア・ブルームさんがテリーに込めた想いを、少しでも引き継いで行けるよう、精進して行きます。
嬉しかったので、出番前にもう一回撮りました(笑)
はぁ、嬉しい。。
さて今回、お世話になっている人が観に来てくださっているのですがいざお会いすると興奮してしまって写真を撮りそびれてしまって・・、なんとか一緒に写真を撮ってもらった方を紹介しますね。
左に映っているのは、宝塚時代本当にお世話になった御織ゆみ乃先生。音楽学校を含め10年間、いつも温かく厳しく、私の背中を押してくださいました。
真ん中に映っているのは、『ライムライト』演出の荻田浩一さん。
思うことを素直に話せる関係を作ってくださるのがとても有り難いし、演技の基本というものを、こんなに教えてもらちゃっていいのか?というくらい教えていただいています。
あと、写真は撮れなかったけれど、宝塚の演出の三木先生や、上級生や同期、下級生も沢山観に来てくださいました。
音月桂さんをかこんで。
妊婦さんになった大和田美帆さんが、お母様の岡江久美子さんと観に来てくださいました。美帆さんのブログ、いつか書籍化してほしいなぁ。
それから、宝塚に入るまでは大阪で「大柴寛子バレエ教室」に通っていて、大柴先生やバレエ教室のお友達も沢山観に来てくれたのが本当に嬉しかったし、東京で通っているバレエ教室の先生や生徒さんも沢山応援に駆けつけてくださって、本当に幸せでした。
ここには書ききれないけれど、自分はとてもとても沢山の方に支えてもらって生きているのだなとあらためて実感している日々です。ただひたすら命を懸けて役を生きることが、応援してくださるみなさまへの感謝につながれば良いなと思っています。
さてさて、
実は東京公演初日からいろいろとあって、今日が初めてのオフなのです!!!
さあ、休みを満喫するぞ!これからバレエのレッスンに行って、そして観たかった映画に行って、そのあと身体のメンテナンスに行って、明日の福岡行きに備えます!
では!
sumika