Nonogatari

這いつくばってでもやりたいと思えたこと。

2026.10.30

こんにちは。
またまたご無沙汰してしまいました。

あっという間に秋。

春に長男の小学校入学式を迎えてから
慌ただしい日々を言い訳に、色々なことをおざなりにして来ました。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、あぁだめだ、もう気力が続かない・・・バタっ。という日々を情けなく思いながら。

でもこれだけは、這いつくばってでもやりたい!と思うことがありました。自分にそんな情熱がまだ残っていたのか!という発見がとても嬉しくて、久しぶりにののがたりに書き残しておきたいと思いました。(そのイベントから早4ヶ月経ってしまいましたが・・・)

入学した小学校ではPTAの活動として様々なボランティアがあるのですが、その中に「絵本の読み聞かせ」というものがありました。年に何度か読み聞かせの日というのがあり、朝の約10分間、読み手メンバーが各クラスの教壇に立ち、子どもたちに読み聞かせをするというもの。

もうこれは、参加するしかない!
迷う理由もない!

ということで、勢いに任せて気がつけばメンバーに登録していました。
(次男の保育園の送りは?末っ子はその読み聞かせのあいだどうする?・・・というとっても大事な問題は、とりあえず考えないことにして(笑))

ドキドキワクワクしながら絵本を選ぶのはとっても楽しい時間でした。
学校の図書館や近所の図書館をはしごして、無心になって絵本を探しました。
いくつか決まりごとがあり、一日を気持ちよく始めるにあたって『暗い気持ちにならない絵本を選ぶ』ということや、決められた時間内に読み切れる本。そして教室は意外に広くて(昔、下北沢のシアター711という劇場に出演しましたが、まさにそのくらいの広さ!)そこで生声で届く声であること、「絵本」なのだから一番うしろの席の子どもにも「絵」が見えるようにすること。これはしっかり守らなければと思いました。
というわけで、読み聞かせのために出版された”大型絵本”の中から「にじいろのさかな」という本を選びました。

『にじいろのさかな』
マーカス・フィスター 作
谷川俊太郎 訳

この写真では絵本の大きさがいまいち伝わらないのですが、大人数で一緒に見るにはちょうど良い大きさで、うろこのホログラムがとても綺麗にキラキラ光っています。

ご一緒に読むママさんと初めましての挨拶もそこそこに、読み合わせのお稽古もさせてもらったりして、絵本を通して同じクラスのママさんと親密な仲になれたことはとっても嬉しいことでした。

ドッキドキして迎えた本番の日。
早朝から発声練習や、タイムを測りながら何度も絵本を読んでイメージトレーニング、いつもやっていないのにいきなり筋トレを始める母の姿に、家族たちはあっけにとられつつも・・・とりあえず「ママ、がんばれ〜!」と応援して送り出してくれました。

1年生の教室。朝からワイワイガヤガヤ。沢山の子どもたちが思い思いの空気を発しています。自己紹介している自分の声もかき消されてしまうんじゃないかというくらいエネルギーが渦巻いていて、ひるみそうになります・・・。でもいざ物語が始まると、さっきまでざわついていた教室の空気が、いきなりキュッとしまりました。みんな目をキラキラさせながら絵本を眺めてくれています。綺麗な絵のページに「わぁっ」と声が漏れていたり、大きな展開に「え〜!」と声が出たり。

読み終えてから、その世界の余韻に浸る子どもたちの姿がとっても美しくて、あぁこの景色を見させてもらえて本当に幸せだと思いました。

子どもたちの可能性って、すごく大きいんだと思いました。
どうかどうか、目の前の子供たちの生きる未来が素敵なものであるようにと願いました。

 

Sumika nono