ス〜〜〜〜〜!
2025.03.04
というのは、いま私の身体に吹き抜けている風の音です。
次男が生まれて9ヶ月経ちました。
なんとその9ヶ月ぶりに、一人の時間を過ごすことができています。
これまでもお仕事や急な用事で、とてもありがたいことに家族・おばあちゃん・親類に預かってもらえることはありましたが「早く帰らなきゃ!どんな様子かな?誰も困ってないかな?大変じゃないかな?こんな重労働どうお礼すれば良いのやら!」と、身が縮こまる想いでハクハクとしてしまっていました。
でも今日からなんと、
晴れて次男は社交界デビュー!
登園がスタートしたのです。
といっても0歳なので、週に数日、午前中のみなのですが、これは凄いことです。
最初なので少しずつ慣れていけるように時間や日程を調整していて (今日は2時間半!その黄金タイムに、まずはののがたりを書きたかった!)様子を見ながら生活を整えていこうと思っています。
「お願いだから一人の時間を・・・」と、心の奥底で望み続けていても、まだ小さな乳飲み子を保育園に毎日預けることはなかなか躊躇してしまって(長男も1歳の誕生月から通い始めたので)、もう少しかなと思いつつ、日に日に限界が近づいてきた私の身体と心。
そんな時に、たまたま友人と歩きながら通った道で「ここ、お食事が美味しい園なんだよね〜」と教えてもらい「え!?そうなの!?知らなかったよ!」と。それがきっかけで私の数少ない人付き合いでのご縁も不思議に繋がり、とんとん拍子で晴れて入園となったわけです。本当に感謝しています。
育児そのものが、つらくて苦しいわけじゃない。
余裕がなくなった自分の醜さに直面するのが、つらくて苦しかった。
私はもともと不器用なのに、人に頼ったり甘えるのも苦手で、一人でどうにかしようとしてしまって、ついに爆発して取り返しがつかないことになる・・・ということの連続でした。
でも今回大きな決断でしたが、次男の登園を決めたことで一気に世界の見え方が変わりましたし、冒頭のように、ス〜〜〜〜〜っという音が聴こえてくるくらい、身体の中に風が吹き抜けているんです。
少しでも自分の気持ちに優しく心を傾ける時間があるだけで、人に優しくできるものなんですね。長男に怒り狂ってしまっていた日々でしたが、今朝は女神の微笑みで幼稚園に送り出すことができたのは最高のひとときでした。
心配していた次男は、ニッコニコの笑顔で私を振り返りもせず園の中に吸い込まれていきました(笑)
なにもずっと一緒の時間を過ごすことが親子にとって必要なことではない。一緒の時間を、どんな心で、どう過ごすかのほうが大事なんだと、あらためて気づくことができた今日はだいじな記念日です。
これからどんな日々になるのか。
楽しみです。
すみ花