Nonogatari

[お知らせ] TV- BS朝日 – 新番組『2030 ミライノート』

2020.03.07

 

いきなりですが、質問です。

 

『SDGs』という言葉をご存知ですか?

読み方は、「エスディージーズ」。

 

 

番組のプロデューサーさんから、お話しがあるので会いたいとの呼び出しを受け、挨拶をしたのも束の間、いきなりこの質問をされた私は・・ぽかーーん・・・。

あ!あのDAIGOさんのDAI語かしら!?そんなのあったっけ?最近テレビを見れていなかったらその間に流行りだした言葉なのかな!??と焦る。しかし、実はまったくもってDAI語ではなく、正解は『Sustainable Development Goals』の略で、日本語にすると『持続可能な開発目標 』という意味。2015年に国連サミットで採択された、国連に加盟する全世界の国と人々に向けた、2030年までに達成しようという共通の目標のことだったのです。
そんな難しくて頭がこんがらがるようなテーマ、いったい私にどうしろと言うのですかと困惑しながらもお話しを聞いて行くと・・・。

Sustainable(サスティナブル)という言葉は最近よく耳にすることに気づきました。
「サスティナブルなファッション」とか、「サスティナブルな取り組み」とか。
それに、日本語での「持続可能な・・」という言葉も、よく訪れる百貨店や近所のスーパーでもアナウンスが流れていたことを思い出しました。
よく見る雑誌でサスティナブルの特集が組まれていたりしたのもちらっと見たけど、難しい言葉だなぁと、スルーしていたことも後で気づきました。

詳しくお話しを聞いているうちに、あぁ、なにも難しいことだけを言っているのではないのだなとわかり、それなら私も実践していることはあるな、フムフムと、心の中でうなづいたのです。

例えば、今多くの人が利用しているフリマアプリで、私もたまに洋服や物を売ったり買ったりしていることもサスティナブルと言えるだろうし、界面活性剤の入っていないもので洗濯していることもサスティナブルだし(ベビーマグちゃん愛用)、そもそも私の父は有機無農薬の野菜を作り続けたことで、地球や人の未来のことを大事に考えていて、その意志を私も継ぎたいと思っていましたし。

逆に、できていないこともたくさんあると気づきましたが、
とても身近だなぁと思ったのです。

私なりの簡単な言葉にしてみると、
「サスティナブル」とは、今だけのことではなく、未来の地球のことを考えて、その心を大切にして行動すること。
というイメージでしょうか。

 

みなさんはどうですか?

どんな小さなことでも、ご自身やご家族が実践していたり、学校やお仕事先でこのような取り組みをしていたりしませんか?
私なんかより、もっともっと考えて行動しておられる方も多くいらっしゃると思います。聞くところによると、現在の小中学校では授業でSDGsについてディスカッションしているところあったりもするそうで、それには驚きました。

 

今回の本題『SDGs』は、いま世界が抱えている様々な問題、飢餓や貧困、働きがいや経済成長、気候変動・・・などに対して、サスティナブルな取り組みを経済と結びつけることで、人も地球もより豊かになってゆく!ということが大事なテーマです。(・・・だと思っています。)
勝手に言い換えると、なにも将来の地球のために何かを犠牲にする必要などなく、知恵をしぼり合うことで、きっちりとお金を生み出すことができて自分も相手も周りの人もハッピーになれる!というのがSDGsの面白いところだと、私は思うのです。
そしてその取り組みは、会社や企業はもちろんですが、個人でも、大人でも子どもでも、老若男女誰もが実践できることなのです。

 

この『SDGs』について、テレビ番組でナビゲーターを務めさせていただく機会に恵まれた私は、大げさに聞こえるかもしれませんが、人生の転機かもしれないと思っています。

今まで、このように人間が直面している地球環境の話題について、『世界ふしぎ発見!』の旅で触れる機会はあっても、「ののがたり」などで自分の言葉で話すことはできませんでした。せっかく、発信できる環境にいながら・・・。
どこか漠然としていて、触れないようにしてしまっていましたところがありました。
それは、その問題について、自信がなかったから。本気で考えることをしていなかったからです。
自分の無知が恥ずかしくなることも沢山ありますが、今からでも遅くないと信じて、私にできることをやっていきたいです。

とにかく、みなさんにぜひ観ていただきたい。


BS朝日 にて
3月20日(金)よる7:00〜7:54
『2030 ミライノート 〜未来を創るSDGs〜』

BS朝日HPはこちら


 

「ミライノート」とあるように、未来について想いを馳せてみると、気づくことがありました。1秒先も1分先も10年先も、おなじように「未来」なのです。
うかうかしているうちに、未来だと思っていた時間に足を踏み入れているのです。

 

放送は少し先ですが、まだまだお話ししたいことがあるので、また「ののがたり」を覗きに来てもらえたら嬉しいです。

 

ちょっと勢いあまって語り過ぎてしまったような気がするので、最後にゆるーい写真を載せておきますね!

先日、宝塚時代の同期のおうちに遊びに行かせてもらった時、いつの間にか撮ってくれていたお気に入りの写真です。
目の前にはこどもがいるわけですが、ますます、ミライについて考えてしまいますねぇ。

 

 

それでは、また!

 

 

すみ花