Nonogatari

帝国ホテルにて、想いのあれこれ。

2018.10.11

 

お食事会に参加するため、帝国ホテルへ。

 

あのとろけるようなローストビーフ、
あのうっとりするようなホテルマンの方々のサービス、
あのシャキッとするようなマナーが整った空間、

堪能して来ました。

帝国ホテルの上層部の方にもご挨拶をさせていただき、放送後の反響について色々なお話しを伺いました。
自分が思った以上に、凄いことが起きたようです。

サービスの真髄に触れると、人は誰でも心が満ちるのではないでしょうか。
テレビ越しだとしても、その本気の想いは伝わるのだと思いました。
今この世の中に必要なことは、仕事であったとしても、仕事であるからこそ、本気で人を喜ばせようとすること、本気で人のことを想うこと、本気で良いものを追求すること。その単純なことが、ほんとうに必要なのではないかと、私は最近つくづく思うのです。
自分はまだまだですが、帝国ホテルにはそれがありました。
人は、いえ自分は、その本気の心を追い求めながら、つい生きるために目の前の事に必死になってしまうものなのです。

  取材でお世話になったお店に顔を出してみると、とてもあたたかく迎えてくださいました。
「あなたのレポートは、どなたにも馴染む温かさがあって、ほっとしました」
そんな勿体無い言葉をかけていただいて、じーんと嬉しくなりました。

美味しいお食事を堪能し、お世話になった方にもお会い出来て、さぁ帰ろうとすると・・ロビーでばったり!あの有名な、伝説の客室係 小池幸子さん(過去の記事はこちら)が、素敵なお着物でせわしなく歩いていらっしゃるではありませんか。
思わず声をかけて呼び止めてしまいました。

小池さんからも、放送後の反響、変化、色々なことをお聞きしました。
すごく嬉しそうに興奮気味にお話ししてくださって、私までとっても幸せな気持ちになりました。
長年ホテルを利用しておられるご夫婦が、「小池さん」と、初めて声をかけてくださったそうです。お二人はひっそりと小池さんのファンだったそうで、「ようやく声をかけることが出来ました」と。

『世界ふしぎ発見!』の放送をきっかけに、人がどんなかたちでも一歩を踏み出す勇気を持って、それによってまた新しいあたたかな輪が生まれて、その輪が少しずつ大きく広がってゆく・・・・その素晴らしい作用に、自分が少しでも関われていたのだとしたら、これほど嬉しいことはありません。

 

最後に、小池さんとの記念写真を。
ロビーのお花が秋満開になっていました。

 

季節の移ろいと共に、豊かな気持ちで過ごしたいと、気持ちを新たにしました。

 

 

 

すみ花