Nonogatari

オールアップです。

2018.04.24

『鳴門秘帖』第一話をご覧くださった皆様、ありがとうございました。

いかがでしたか?

様々な登場人物が現れどんどんとお話が展開していきましたが、今週の第2話からは、グッと集中したストーリーになっていると思います。引き続き、お楽しみいただけたら嬉しいです。

 

撮影は、ようやく終わりを迎えました!
達成感でいっぱいです。もちろん、自分の未熟さに情けなくなってしまう部分もたくさんありますが、チーム一丸となって皆健康に最後まで乗り切ることができたこと、それが一番です。

 

それと、今回は新たなステップに進めたことがあるのです。
この時代劇はほとんどの撮影を茨城県の各地で行っていたため、毎日の移動時間が凄まじく、電車や、スタッフさんが送ってくださる車での移動だったのですが、やはり心身に乳酸のようなものが溜まり(笑)・・・それと、日本舞踊の会のお稽古や本番もあったので、極限状態の中での撮影でもありました。そのことが、今までの私を変えてくれたのです。映像作品となると、舞台の稽古のように皆で練習を重ねる時間など無く、一発で結果を出さなければいけない。そうなると緊張してしまい必要以上に準備をして行ってしまったり、うまくやらなければと肩に力が入ってしまったり、現場で猫をかぶってしまう・・・。今までの私はそうでした。でも今回は、猫をかぶる余裕も無く、ただがむしゃらに突き進むしかなかった。お綱というキャラクターが力いっぱい生きているということも作用して、本当に素の自分がシンプルに役に向き合い、集中して現場にいることができたのです。そこは本当に大きな変化でした。そうなったことで、自分の意見も言えるようになりました。納得できないことは、なぜなのかと話し合い、チームでやっていく上でモヤモヤしたものは、誰かが解決するだろうと放っておかずに、まず声を上げてみた。野々すみ花は面倒臭い人間だと思われたかもしれませんが、それでも良いと思いました。

 

とにかく、長い旅を完走できたことに、感謝しています。

「時代劇」というものが、ますます好きになりました。

 

オールアップの日には、夕方からみんなでBBQをしました。楽しくて楽しくて、気がついたら夜でした。

出演者やスタッフ、関係者、撮影でお世話になった地域の方々など、とても多くの方が参加していたのでみんなで写真を撮ることはできませんでしたが、一緒に写真を撮ろう!と、わっと集まった人達。

 

密集しすぎだけど(笑)、お気に入りの写真です。
現場で苦楽を共にしたスタッフさんたちです。大好きなみんな。

 

この長い期間の日々。たくさんの経験。きっと忘れません。

 

 

すみ花