ご機嫌いかがですか?
2015.05.06
大型連休もついに終盤を迎えたようですが、
みなさん、如何お過ごしでしょうか?
私は相も変わらず、ぼちぼちとやっております。
やったー!休みだぁ!どこ行こう、何しよう!って、なかなかそんな風にはなれなくて、宝塚時代からの癖で、休みがやっぱりちょっと怖いのですよね。今私にできることは何かしら、何を準備していればいいだろうって、ドラマの撮影や舞台の稽古が始まる日を指折り数えながら、アセアセしながら、でも必死に平静を保って、日々を過ごしてるのです。
いい加減、メリハリのある生活をしたいなあと思うのですが・・・。なかなか。
三味線のお稽古は、必死ですが、弾いていると とても雅で素敵な音が身体に響くので、心地よくてどんなに弾いていても飽きません。自分の出来なさには嫌気がさしますがね。
なんだか・・すごい形相ですね。。オソロシイ。
優雅に弾けるようになるまで、精進しますので、どうかご心配なさらないでくださいね(笑)。
あとは、日舞を稽古したり、バレエのレッスンをしたり、歌ったり、お芝居のワークショップに通いつめたり、なんだか音楽学校生に戻った気分ですが、やっぱりこういう生活は性にあっているように感じます。
『エトワール』というバレエのドキュメンタリー映画で、クレールマリ・オスタという女性が、「 “何かに身を捧げ、浮世を捨てること”に憧れていました。」と話していました。その言葉を聞いたとき、はっとして、一気に自分の幼少時代の感覚が蘇って来たのです。
まさに、私もそうだった。思い出しました。
大人になるにつれて、そうはいかないことがわかって、人並み(ちょっと以下)に現実社会を生きるようになったけれど、根本的なその”憧れ”はどうも消えていないようです。そして、どうやら私はその折り合いのつけ方を模索するる時期を過ごしているようです。ある日、日常生活のちょっとしたことで一喜一憂して床をのたうちまわっている私を見て、母が言いました。「アスリートなんだから、もっと力つけば?」・・と。あれ?母の中でいつから私はアスリートになったんだ?と、その不可解な発言を笑い飛ばしましたが・・・なんだか、腑に落ちちゃったんです。そうだ、今の私には壮健な、強健な魂が足りないなと。
よぉし!こんなところで立ち止まってはいられないぜ!
今日はなんだか堅苦しい話しをしてしまったので、オマケに。
『美しい夜景と、トイレと、わたし。』
この間、とあるホテルのお化粧室に入ったら、一面の窓いっぱいに、ものすごい夜景が広がっていて!写真ではこの感動が伝わりにくいかもしれないのですが、とにかくこの贅沢空間を目の前にして興奮しないわけにはいかなかったのです(笑)。
どうも、失礼しました!