Nonogatari

新年。声をのせた、ののがたり。

2022.01.07

 

こんにちは。
年があけて、日常が戻ってきました。

 

いかがお過ごしですか?

 

今年も、ののがたりを読んでくださっているみなさまから、たくさんのお年賀状を頂戴しました。本当にありがとうございました。

 

 

 

ツイッターやインスタグラムなどのSNSとは違って、いったい何人の方が、読んでくださっているのか把握していません。(リアルタイムで世界のどこから「ののがたり」を覗いてもらっているかが把握できるツールももっているのですが、想像が膨らみすぎて、例えば夜中に横浜で誰か一人が読んでくださっているのを知ってしまうと、え!いったいどんな方!?寝る間も惜しんでののがたり!?もしかしてベッドの中?など・・その先も色々想像してしまって・・・笑。なので、最近は見ないようにしています)
ですから、こうして発信していても、読んでくださっている方のお顔が想像できない日々を過ごしています。
日頃からご感想などをお手紙で送ってくださる方が、唯一想像できるお相手。

 

一年に一度、お年賀状という日本の風習があるおかげで、みなさんからの手書きの文字を受け取ることができ、本当に心が満たされる時間を過ごすことができています。
今までお顔が見えていなかったのに、急に、手を繋いでいるような気持ちになれるのですから、やっぱりお手紙って凄いですね。

感謝しています。

 

いただいたお葉書やお手紙、一通一通じっくり拝読しながら、お一人ずつにメッセージを書かせていただきました。もっと綺麗な字で、もっと書きたいことがあったりしますが、とにかく松の内が明けるまえに投函しなくてはと焦ってしまい、そんなハクハクが文字から漂ってしまっているかもしれませんが・・・どうかお許しください。

 

(この年賀マークはとても気に入っている。)

 

 

一番たくさんお声をいただいたのが、「また舞台が観たい」という内容でした。
ありがたい限りです。
私も、自分が舞台に立つ姿を観てみたいという気持ちはあります。
昨年の一年間も、挑戦してみたい!と思う舞台出演のオファーをいただく度に、気持ちは大きく揺らぎましたが、半年や1年以上先の自分の状態がなかなか想像できないなかで決心することはできませんでした。これまで舞台に立つとなれば、24時間自分のすべてを注ぎ込んできましたし、そうでないと不器用な自分は舞台を務められないと思っていました。でも今は母という立場が加わって、子どもを守る責任があるなかで、新しいスタンスを見つけなければいけないなという気持ちと、様々な事情、様々な選択、色々な気持ちが交差しています。
自分を磨き続けていれば、死ぬまでのうちにまたいつか舞台に立てると願って精進しますので、長い目で見守ってくださると本当に嬉しいです。

 

それから、同じくらい多くいただいたお声が「貴女のペースで。気楽に!」という内容でした。
わかりました。自分のペースで、気楽に続けたいと思います!

 

 

 

 
実は、昨年の暮れからやってみたいことがあって、それは「声」で自分の言葉を発信するということでした。自分は決して特別な声を持っているわけではないけれど、ナレーションやラジオドラマなど、声だけで表現するお仕事の機会を多くいただくようになり、もっと色んな可能性を見つけたいと思ったことと、ののがたりという場所なら、挑戦してみても良いのではないかと思い、新年、みなさまへの日頃の感謝の想いを込めて、初めてお届けしてみます。
もしご興味が湧いてきましたら・・・ぜひ。

 

照れ隠しで、わざわざ街を歩きながら録音したり、わざわざ早歩きしてゼーゼー言っているあたり、「コイツ、まだまだだな!」と自覚しています(笑)
ののがたりは読んだあと独特の清涼感があると言っていただいたことがあって、とても嬉しく思っているのですが、声にしてしまうと、とたんに腑抜けになったヘロヘロの野々すみ花がみなさんの頭に浮かぶような気がしています。。。そのあたりもだいぶ自覚しているうえで (笑) あえて、成長のために挑戦してみますね!
そしてカッコつけて途中から音楽を差し込んでいるあたり「そこはこだわるんかい!」と自分でツッコんでいますので、どうぞみなさまも盛大にツッコミを入れながら聴いていただけると嬉しいです!

 

 

それでは!
このあたりで。

 

すみ花