最近の日々のあれこれ。
2019.11.28
無事、千秋楽を迎えられたようですが、
先日は東京宝塚劇場にて花組公演を
観劇しました。
感激しました。
自分が花組に在籍していたのは2009年までなので、もうそれから10年が経つのですが、やっぱり花組にも特別な愛着があります。
主演の明日海りおさんは、まるで昇天しているかのような佇まいで、身体と生命のパワーをふりしぼりながら夢を届けてくださる姿に、客席から静かに感謝の気持ちを捧げました。
宝塚とは、誰にとっても限りある世界。
まるで一つの人生だと、いつも思います。
美しくて、潔くて、儚い世界。
私が初めて宝塚の舞台を観て、「あぁ、ここに入りたい」と思ったその初心を、今回の観劇ではビリビリと痺れるくらいに思い出しました。
母という立場になって初めての宝塚観劇だったというのも、少しは関係しているかもしれません。今まではどうしても偏った目で観てしまうしまうことがありましたが、限りなく美しい非日常の世界に、絢爛豪華なエンターテイメントの世界に、すっと入り込むことができました。出演者一人一人の熱量に素直に感激しました。
そしてみんなに、
「生きていてくれてありがとう。」
と思いました。
・・・ちょっとおかしな気持ちでしょうか?
とにかく、拝見できて良かったです。
花組で唯一現役で頑張っていた同期「白姫あかり」も、今回で退団しました。
14年間。すごい道のりだっただろうと想像します。
千秋楽当日は、楽屋にてお出迎えに参加し、ひっそりとエールを送ってきました。
同期のみんなと一緒に。
ふと考えることがあります。
我が子は男なのでこの世界とは無縁になりそうですが、もし女の子だったら「宝塚」の存在を伝えるだろうか・・・?
いや、絶対黙っておこう。もし自分で気づいて、本気で興味を持ち出したら、一緒に観に行こうか、どうかなあ・・・などという妄想をしています・・(笑)
妄想はさておき、
息子は無事に生後100日を迎え、先日「お食い初め」を行いました。
調べてみると、平安時代から続く儀式のようで、当時は100日を生き抜くことがどれほど大変で、どれほどおめでたいことだったかが想像できます。
これからの子どもたちが生きてゆく時代は、どんな時代になるのでしょうか。
何不自由ない人生を望んだところで、それは自由ではないかもしれません。
自分は子供に対してどんなことができるのでしょうか。
笑ったり、怒ったり、甘えたり、寂しがったり、様々な感情が見えるようになった息子は、見ていてとても面白いですが、かなり手もかかるようになって来ました。
とにかく今は、健康でたくましく日々を過ごすことができるよう、私自身も元気で楽しく過ごすことかなと思います!!
それでは。
すみ花