幸せの買い物。
2015.03.07
古いレンズを買いました。
1940年代にアメリカで大流行したらしいこのレンズ。
いったいどんな人が使っていたのだろう。
どんなものを写してきたのだろう。
私は何を写してゆけるだろうか。
一生大事に使っていきたいと思います。
ヴィンテージと呼ばれるモノに対して、「人の念や魂が入っていそうだから苦手」という意見をたまに聞くけれど、私はあまり抵抗はないのです。むしろ好んでいるくらい。人間そのものにだって、前世とか来世というものがある(らしい)ということは、この世にあるものは回り巡っているということでしょう?自分ではない人やモノの生き様を感じられるって面白いなと思うんです。本を読んだり映画や芝居を観たりして、ふっとその世界に入り込んで行く感覚と似ているのかも知れません。
幸せの買い物でした。
sumika