Nonogatari

9月に夏の・・。

2018.09.05

台風。

今年はすごく身近に感じます。

テレビや新聞のニュースであったり、友人の言葉、親戚の言葉でしか全国の現状を知ることができないけれど、信じられないようなことが現実に起きていますね。
辛い思い、大変な想いをされている方々に、少しでも早く、晴れ間が訪れますよう。

本当にいつ何が起こるかわからないんだと、またあらためて感じています。

 

さて。

暑中お見舞いの葉書をお送りするのを一旦は諦めてしまったのですが、それでも、連日いただくたくさんのお手紙に励まされ力をいただいている感謝の気持ちをやはりお伝えしたくて、季節外れのお便りになってしまいましたが、今年の私の誕生日以降にお手紙や様々なお祝いのメッセージをくださった皆様に、一言ずつ添えて、昨日送らせていただきました。
皆様の元へ無事に届くのかどうか心配ですが、どうか届きますように。

人生において大切な一日となった日の瞬間を葉書にできて、それを皆様にお渡しできたこと、少しホッとしました。でも遅くなって、本当に申し訳ありませんでした。

 

皆様からいただいたお手紙を改めて読み返し、字から伝わる温かさに包まれる時を過ごしていました。綺麗な便箋や切手だったり、これを書くのに一体どれだけの時間をかけてくださったのだろう。と。
自分もなにかとお手紙を書く機会が多いので、しかもかなりの時間を費やすので、本当に全てがありがたく身に沁みます。

 

宝塚歌劇団の現役の生徒(後輩)からお手紙をいただくことも多々あって、それもとても嬉しいことです。
今回はこのような役に取り組むのだけれど、今このようなことで悩んでいる、自分はこう考えるのだけど野々さんだったらどう考えるかもしよかったら教えて欲しいと。考えや意見がしっかり綴ってあるお手紙をいただくと、頼もしいなと嬉しくなります。人に教えを乞うとき、当時の自分はこんなに意見をしっかり持てていたかな、無意識にわからないふりをして、自分で考えることを放棄していなかっただろうかと、ちょっと情けない自分を思い出してしまいます。
私は先生でもないしその場にいる人間でもないので、具体的なアドバイスはできないけれど、身体のどの部分で、心をどう動かして、役と向き合っていたかという実体験なら話せるので、そのようなことをお返事で書きました。
またそれについてもお返事が帰ってきて(もう文通ですね)、心温まる嬉しいことが書いてありました。
後輩の役に立てることがとても幸せです。
お手紙に限らず、日本舞踊の会の時に製作した「いきづかい」の写真集と映像集を、しれっと購入してくれている後輩も結構たくさんいて、つくづくありがたいと思います。

そう、「いきづかい」まだ購入できますので、機会を逃してしまったーという方や、それはなあに?という方は、ぜひ [made in nono] のサイトを覗いてみてくださいね。

とにかく、こんなにひっそりと綴っている「ののがたり」を注目してくださっている皆様に、心から感謝します。変わらず、気の向くままに綴って行きますし、インスタグラムも自由に続けて行きますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

野々すみ花