Nonogatari

観世能楽堂に行って来ました。

2018.09.03

 

 

自分が舞台に上がらせていただくのにも関わらず、実はまだ足を運んだことがなかったので、今だ!と「観世会定期能」を拝見して来ました。

 

 

開演前は写真を撮っても良いそうなので、初めて訪れた記念に。

 

 

『観世能楽堂』

創立は1900年。古典芸能の真髄を現世に伝えて来た大変歴史ある能楽堂なのだそうです。

東京新宿から渋谷へ移り、そして今は銀座の《GINZA SIX》というお洒落が詰まったハイセンスなビルディングの地下3階に佇んでいます。

恥ずかしながら、しっかりとお能の舞台を拝見するのは初めてでした。
(小学校の頃、課外学習で連れて行ってもらったはずなのに、全く覚えていない、、)

通い慣れた雰囲気の漂うお客さんたち。

客席の中で、私が一番歳が若いような気がしました。その確立された空気に飲み込まれそうになりながら、目を凝らして、集中して舞台を拝見しました。

が、、、む、むずかしい。

勉強不足、知識不足で、何をどう楽しめば良いのか正直わからなくて、時間だけが過ぎてゆく。いくつか演目があるのですが、その中のひとつに狂言の『呼声』という演目があり、それは本当に面白くて、声をあげて笑ってしまいました!本当に可笑しいんですもの!でもその演目、実は宝塚音楽学校時代に授業で習ったことがあり、みっちり時間をかけて台詞を練習したことのある演目だったからなのでした。一緒に観た人(私と同じく素人)が、なぜ笑ってるの!?今の、どこが面白いの!?と、ビックリしていました。私だって、もし音楽学校で触れていなかったら、その感想になるはずです。

皆さんは、お能の舞台を観たことがありますか?古典芸能に興味がありますか?

 

私はこれからもっと学んで、面白さ、楽しさを伝えられるようになりたいと思います。楽しみ方さえわかれば、きっと本当に楽しめるものだと、そんな予感がするのです!

 

未熟者ではありますが、今の自分にできることを精一杯努めます。

 

11月1日。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください。)

 

ぜひ、観にいらしてくださいませ。
お待ちしております!

 

 

 

 

すみ花