「ほぼ日」についての愛。
2018.06.07
ずっと楽しみにしていた「ほぼ日」の『生活のたのしみ展』に行って来ました。
何があっても行くと決めていた、私にとっての大イベント。
実は、この期間限定でアルバイトの募集があり、本当にここで働きたいと思って応募の申し込みをしようとしたのだけれど、どうしても撮影と被ってしまって、断念したのでした。(・・いやいや、そもそもわたくし、アルバイトはやっちゃいけない決まりです(笑))
ちゃんとお客さんとして、行って来ました。
何が凄いって、みんなが穏やかなことです。
みんなが楽しんでいることです。
ゆずり合って、思いやっているところです。
人と人とがちゃんと正面から向き合っているところです。
もし、このたくさんの出店が、この地に突然現れたとしても、ここまで平和に団結することはないと思うのです。
それは「ほぼ日」を一から立ち上げ、人の優しさと希望と信頼を、丁寧に繋ぎ合わせて築いて来られた糸井重里さんとその周りの人たちの努力が、人々を集結させ、みんなの心を柔らかくしてくれているのだと思うのです。
最近の私たちは、良いものをたくさん見て、新しいものにたくさん触れています。
モノひとつにとっても、世の中に良いものはたくさんあります。
そのモノの背景にあるストーリー。それをどうやって知って、誰からどんな風に受け取るか。その部分が心地良ければ、そのモノは何倍もの価値を見出すのだと思います。
それがまさに体現されていた場所でした。
私はあいにく「絶対に使うものしか買わない月間」に突入しているので (笑)、素敵だなと思うモノ(コト)はたくさん見つけたのですが、絶対に使うハンカチと、絶対に使うお料理の小さな道具を2つだけ、大事に持って帰りました。
(※「ほぼ日」とは・・ここで私が説明するよりも、直接見ていただきたいので、HP
こちらからどうぞ〜。)
ずいぶん前に、「ほぼ日」さんがやっている表参道にあるTOBICHIというお店に手帳を買いに行った時、レジにいらしたお店の方(乗組員さんと呼ぶのですって)が、「野々すみ花さんですね」と話しかけてくださったことがありました。その方は、いつか野々すみ花さんと面白い企画を実現したい。とおっしゃるのでした。
まさかの出来事でした。私を知ってくださっていたのにもびっくりしたし、毎日楽しみにしている「ほぼ日」の様々なコンテンツを作っている立場の人が、自分のことを少しでも意識してくださっていたなんて、信じられなかったのでした。
それからというもの、私の方が意識してしまって、というか調子に乗って(!?)、自分だったらどんなことを伝えたいか。とか、どんな企みだったらみんなが興味を持って楽しめるか。とか、自分は何か役に立つことはできないか。などということを自由に頭の中で妄想する毎日です。妄想には責任が伴いませんから、楽しいです。
でもただ妄想しているだけでは、何も意味がない、とにかく行動に移してみようと挑戦したのが、ただいま絶賛販売中の「写真集と映像集」なのです。
自分は何か一つのことを極めているのではなく、プロと呼べるものは何も持ち合わせていない。でも、こうやって、ののがたりを読んでくださる方がいらっしゃる限り、素晴らしいと思うものを伝えることは出来ます。
自分にできることをやるのみです。
写真集と映像集は、完成に向けてあともう少しというところまで来ました。写真集は無事、印刷屋さんの手に渡り、映像集はデータからモノになってゆく段階です。4月14日の本番から2ヶ月が経とうとしていますが、それぞれ仕事を抱えたプロの方たちがたくさん関わってくださっているので、ペースは少しスローですが、きっと楽しめるものをお届けできると思います。
お申し込みくださったみなさん、本当にありがとうございます。
発送日が正確に決まりましたら、またお伝えいたします!
sumika