宙組20周年。観劇会&同窓会。
2018.05.21
宝塚100年の歴史を考えると、「宙組」が誕生して20年というのは、なんとフレッシュだろうという感覚にもなりますが・・・。
これまで「宙組」に関わったことのある生徒は総勢263名だそうです。
先日は、大同窓会が催され、その前には希望者を募って観劇会まで行われました。
幹事を勤めてくださった上級生(先輩のことをこう呼びます)に心から感謝した一日でした。
このような機会はないと思い、まず観劇会に参加し、上級生の方々と客席から熱い視線を送りました。退団してもパワーみなぎる方々に囲まれ、少々圧倒され気味でしたが、きらびやかであたたかな世界を、懐かしくそして誇らしく思いました。
(同期の舞花くるみと、天玲美音と一緒に。)
宝塚は、生徒もお客様も、時代を超えてみんなが絆で結ばれているように思います。
舞台は夢に溢れ、人間の幸福というものを、誰もが感じられる場所だと思います。
素敵な世界です。
観劇を終えて、ぞろぞろと同窓会へ向かいました。凄い人数でした。
普段、人が多く集まる場所は緊張してしまうので得意ではなく、同窓会というものに生まれて初めて参加しました。・・・案の定、最初は心臓がばくばくして、穴があったら入ってそのまま家まで掘って帰ろうかとも思いましたが、やっぱり行ってよかったです。心からそう思いました。
宙組が発足した時はみんながそれぞれの組から集まってきたので、まとめるのが大変だったという、初代組長さんの当時の日記の朗読を交えたお話しや、姿月あさとさんや和央ようかさんなど、歴代のトップスターの方々のご挨拶があったり(とても面白かった)、挙げ句の果てには一人ずつ声を聞かせてくださいという予想もしていなかった展開に、我々下級生はおののきましたが、恐れ多くも壇上に上がらせていただき声を発してきました。私は5代目トップスター大空祐飛さんの相手役を務めておりましたということまではしっかり言えたのですが、もう少しで自分の名前を言い忘れるところでした(笑)
何がともあれ、たくさんの先輩方、同期、下級生から、凄いエネルギーを受け取って来ました。
(ものすご〜くお世話になった鳳翔大さん。)
(濃いお芝居を一緒につくって来た、春風弥里さん)
一緒に写真を撮っていただいて嬉しかったです。
宝塚の歴史に恥じることのないよう、生きて行きたいとあらめて思った次第です!
すみ花