エランドール賞。
2017.02.02
エランドール賞の授賞式へ行ってまいりました。
受賞したのではないのです。
プレゼンテーターとして、新人賞を受賞されたディーン・フジオカさんに花束とお祝いの言葉を述べてまいりました。
ディーンさんにお許しを得ましたので、せっかくなのでその時の写真を。
一期一会の世界の中で、こうして一緒に作品を作り上げた共演者の方が映えある賞を受賞されて、そのお祝いに駆けつけることが出来るなんて、とても嬉しいことだと思いました。
『あさが来た』で五代様ブームが巻き起こっている時、私もその渦に巻かれ、出会う人出会う人、特に人生経験豊富な女性方から「ディーンさんってどんなお方なの?」と目をキラキラさせながら聞かれることがなんと多かったことでしょう。
スピーチではそんなお話しをさせていただきました。
日本に、ある種の革命が起こったようでしたよね。
撮影中、間近で拝見していてもミステリアスな魅力に引き込まれてしまいそうでした。何より、枠にとらわれずに様々な分野でご活躍されている風通しの良い感じは、私自身もとても刺激を受けたのを覚えています。
これからも益々のご活躍をお祈りすると同時に、私も、このような晴れ舞台にお邪魔してしまったからには、益々精進せねばと意気込みました。
同じく新人賞を受賞された波瑠さんに久しぶりにお会いしてお話しできたのもすーっごく嬉しかったです。一つの作品が終わってしまうと、みんなそれぞれまた新たな場所で新たなチームでの生活が始まるけれど、ご一緒していた時のいろいろな思い出はすぐに鮮やかに蘇ってくるのだなと。じーんとしちゃいました。
波瑠さんのお祝いプレゼンテーターは『あさが来た』の脚本を書かれた大森美香さんが務められ、舞台袖で「緊張しちゃうわねぇ」なんて会話をさせていただきましたが、今思い返しても、私は本当にこんなお役目させていただいてよかったのかしら・・・。まだ疑問です(笑)
『あさが来た』の制作スタッフさん方にお会い出来たのも嬉しかったですし、『重版出来!』の時のスタッフさん方にもお会い出来たり、受賞された方々ともお久しぶりです〜なんてお話もできたりして、あれ?私いつの間にこの世界に馴染んでいたのかしら・・・と、なんだかとても不思議な感じでした。もしかしたら野々すみ花という人間は、自分が思っているより多くの世界を見て、多くの経験をさせていただいているのかもしれません。
とにかくとても華やかな会場でした。
感謝。
sumika