Nonogatari

もうすぐ始まる。

2017.01.26

 

ご準備はいかほどでしょうか?

何がって?

 

ラジオです。ラジオの準備。
頂いたお手紙の中には、「家ではラジオを聴く機器がないので、放送時間には自家用車にこもる予定!」と書いておられた方がいらっしゃいました。そこまでして!と驚きましたが、本当に有り難く、嬉しく思っています。暖かい格好をしていてくださいね。

 

 

1月30日から2月10まで
22:45〜23:00
NHK-FM青春アドベンチャー『帝冠の恋』

 

 

声だけの演技はあまり経験がないので、つたなく、お聞き苦しい点もあるかと思います。でも、スタッフの皆さん、共演者の皆さんと一丸となって創り上げた世界は、きっとラジオの前で耳を澄ませてくださる方のお心に届くものになると信じています。

 

この作品のプロデューサーさんからお手紙を頂いたのです。
普段自分の作品に初めて出演してもらう俳優に主演をお願いすることはまずない。でも、どうしてもゾフィー役を担ってもらう方との新しい出会いが必要だったと。

危険な賭けだったのではないでしょうか。
野々すみ花が何をしでかすか、心配だったのではないでしょうか。

でも大きな愛情を持って現場に迎えてくださいました。

 

一つの作品を創るにあたって、スタッフさん方の本当にたくさんのアイディアや希望、夢、そして不安が詰まっているのだろうと思います。自分はただ演じる身。だからこそ、創り手同士で想いを汲み取りあって、一緒に完成へ向けて歩みを進めていきたいと、あらためて強く思った作品でした。

 

 


 

 

ふと思ったのですが、もしかしたら制作というサイドに足をちょっと踏み入れたいという想いが湧いてきているのかもしれません。今までは与えられた仕事をこなすのに精一杯なところがあり、ただそのチャンスを待っているというスタンスでした。でも、『世界ふしぎ発見!』という番組でスタッフさん達と密に絡み合い、編集作業を隣で見させてもらう機会が多かったり(なかなか他の番組では俳優がその現場を見ることはないそうです)、先日の『野々すみ花がゆく〜お茶の京都〜』しかり今度の『帝冠の恋』しかり、自分は創り手の一人という認識が強くなってきた気がしています。尊敬する恩師からも、自分のライフワークとして何か一からものを創ってみては?と勧めてもらってもいる今日この頃。少しずつですが、私のアイディアを求めてくださる方がいらっしゃったりと、何かが動き始めそうな予感もします。そのためには恥ずかしさなど投げ出して、とにかく提案をして行きたいなと、積極的に、自主的に、物事を考えて行きたいと思っているところです。やろうと思えばできるんだ。って、信じたいです。待っていても何も起こらないから。
ちょっと赤裸々に書きすぎたかしら。

 

皆さんは、野々すみ花に何を求めますか?

 

何かご意見をくださってもそれを実行できるかどうかは別として(笑)、お聞きしてみたかったのです。お便りいつでも待ってます。ののがたりの感想などもぜひお聞かせください。

 


 

〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3  東京宝塚ビル11階  梅田芸術劇場
野々すみ花 宛 


 

sumika