年末に、嬉しいお知らせ。
2016.12.31
BS-TBS『野々すみ花がゆく〜お茶の京都〜』
1月22日(日) 16:00〜17:00
一休寺 虎丘庵にて。
番組のタイトルに自分の名前が入っているなんて。
なんということでしょう。
今まで色々な国を旅して来ましたが、いつもやはり、その番組の世界観にはまるように多少意識はしていました。今回はそういった枠が一切ない、本当に、私がどう表現するかは、すべて自分次第という旅。初めての経験でした。
数日間のロケ、最初は、初めてご一緒するスタッフさん方とどんな風に仕事をすれば良いのかオヨオヨしてしまっていましたが、どんどん結束が出来てゆき、「すっかり野々すみ花のチームになったね」と言っていただけたのはとても嬉しかったです。それくらいスタッフさん方は私の言葉や態度にお心を傾けてくださっていたのだと思います。こんなに有難いことがあっていいのか!?と疑うほどの、有難い旅でした。
そして何よりも嬉しかったのは、最近興味を持っていた「お茶」についての旅だったということと、自分の生まれ育った京都の南部にスポットを当てた旅だったからです。
まさかお仕事で故郷に帰って来ることができるなんて。
この看板を見て、なぜだか涙が出そうになったんです。
大きなロケバスで、東京からのスタッフさんたちと一緒に、久御山町にいること。こんな素敵なお仕事をさせてもらえていること。父やご先祖様たちも、みんな喜んでくれているのではないかなと勝手に感じていました。
多くの方が抱いているイメージの京都ではないと思います。でも、京都府南部には素晴らしい文化が根付いていること。素晴らしい地形、素晴らしい自然がある。それをお伝えできるなんて、本当に光栄です。
美しい茶畑に心が浮き立ってしまいました。
ひっそりと佇む歴史。
のどかな自然。
みなさんに見ていただきたい景色があります。
知ってもらえたら嬉しいお茶の文化があります。
そして時代を継承する役目を担った方々にも貴重なお話を伺って来ました。
中には、私の家族が皆大好きで毎日飲んでいたほうじ茶と緑茶があるのですが、偶然そちらのお店を訪ねることもでき、子供の頃からこちらのお茶を味わっていましたというお話しをしたら、すごく喜んでくださったり。素晴らしい出会いでした。また近くなったら詳しくご紹介したいと思います。
それでは。
すみ花