Nonogatari

『ラブレターズ』。

2016.06.29

 ご来場くださったみなさま。
本当にありがとうございました。

初めての朗読劇。

終わってみて、なんて素晴らしい作品に出ることができたんだろうと、カーテンコールの時に、驚きました。温かい拍手に包まれた時に、アンディーとメリッサはたしかにそこに居たんだなと感じました。
朗読の力。人間の想像力。演劇の力。舞台の持つ力。すごいです。
本番前の少しのリハーサルで、演出の青井陽治さんに「本から目を離さないでやってごらん。そこからもっと自由が生まれるから。」と教えていただきました。
そして本番。たとえ目に見えた動きがなくとも、お客様と舞台にいる二人とが、みんなそれぞれの心の中で想像しながら、どこかで共感し合いながら、同じ時間に身を置いて、こうして作品は創られるのだなぁと実感しました。
幕が降りて、青井さんが仰いました。今日のこの拍手は、今日いらしてくださったお客様はもちろん、それだけじゃない、今まで積み重ねて来た「ラブレターズ」のなにか大きな力や、どこからか見えないところからの拍手もあったよね。と。
  私も、そんな気がしました。
たった一日の稽古とたった30分の本番前のリハーサルでしたが、宝物のような愛おしい作品になりました。

 

三宅さんと。
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いつまでも、三宅さんには全幅の信頼と尊敬を捧げます。

 

 

そしてありがとう、パルコ劇場。
私はやっぱり舞台が大好きです。

 

 

sumika nono