Nonogatari

『君が人生の時』終了。

2017.07.04

 

おかげさまで、千秋楽を迎えることができました。

観に来てくださった皆様、
応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

稽古中も公演中も、とにかくもがき苦しむ日々でしたが、それ以上に、劇場に足を運んでくださるお客様と共有できる空間に自分がいたこと、素晴らしいキャストとスタッフさんと一緒に舞台を創ることができたこと、何もかもが幸せだったんだんなぁと、今、静かに振り返っています。

演出の宮田さんとは、今回が初めてでしたが、一方的には宮田さんの作品を色々拝見していたし、とても厳しい方だという噂を聞いていたのでビクビクしていたのですが、稽古序盤から「あなた本当に気が強いわね!面白い!」と言われ、なぜかその一言でとても安心して宮田さんに飛び込むことができました。演者と同じ目線に立ち、その一歩先をさりげなく教えてくださる。今まで考えたことのなかった演技の方法を提案してくださったり、本番中も沢山のアドバイスで導いてくださいました。まるでお母さんのようで、ショックな出来事があった日には、すぐさま私の楽屋まで飛んできて抱きしめてくださいました。「これが世間というものなのよ。一つ経験ができたんだから良かったわね。」と。本当に私は世間知らずで守られた世界の中でただ悠々と生きてきてしまったんだなということに気づけたし、どんなことがあっても側で守ってくださる方の存在の有り難さにも気づけました。宮田さんにはとても感謝しています。

もちろん、宮田さんだけではなくキャストの皆さんにも本当に沢山のことを教えていただきました。尊敬すべき方ばかりでした。打ち上げでは『様々な個性を持った人たちが集まったのに、奇跡的に一つにまとまった』とのスタッフさんのご挨拶がありましたが、まさにその通りだなと。ウィリアム・サローヤンという作家の意志を汲み取りその世界を体現しようと、全員が集中して取り組めたこの時間はなんて素晴らしかったのだろうと。

すごく有意義な、自分にとって大切な時間でした。

 

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沢山の素敵なお花を頂戴しました。

 

そして

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大切な方々が観に来てくださいました。
貫地谷しほりさん、佐藤めぐみさん、花組時代お世話になった上級生扇めぐむさん、同期の愛加あゆ、春花きらら、鳳真由、咲希あかね。
宝塚現役で頑張っている上級生や同期、下級生も沢山観に来てくれました。

 

 

なかなか公演中には写真を撮ったりする機会がなかったのですが、
唯一の衣装を着た写真があります。
トム役の橋本淳さん「ずっとやりたかったことがあるから一緒に写真撮ろう」と。どんなポーズ?と聞くと、「俺がトラック運転しているところ!」

舞台をご覧になった方にはきっと楽しんでいただける写真かと思います。

 

どうぞ(笑)↓

 

 

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The Time of Your Life!!

 

 


 

 

さて、7月1日は宝塚を退団してちょうど5年でした。その節目の日に、自分が望んだ道を歩き、舞台に立っている。その姿を宝塚時代から応援してくださっていた方々が、変わらず見届けてくださっている。そして女優として歩き始めた私を知り応援してくださる方々も。その事にどれだけ感謝するべきか。凄いことです。

応援してくださる方にとっても、私にとっても、生きてゆく上で色々なことがあると思います。それでも、それぞれの道を歩きながらいつもどこかで皆さんと繋がっている感覚は、見えないようですが、きっととても太い糸なんです。その絆から、私は手を離しません。

そして、退団するまでの3年間、濃厚な時間を共にした相手役の大空ゆうひさんとも連絡を取り合いました。関係性は、当時と変わって来ているとは思います。二人で持つべき責任がなくなったことで、お互いが自由な世界に身を置いている。言いたいことを言い合う。それでも絶対変わらないものがあって、それは多分、信念。同じものを見つめ信じ合って過ごした時間はかけがえのないもので、今もどこかで信頼している。素敵なことです。いつかお茶をしようと言っていただきましたが、叶うだろうか・・よし、それは信念で叶える(笑)

 

 

それでは。

もう少し”ののがたり”更新して欲しいものですよねぇ。
私も同感です。

 

 

Sumika