Nonogatari

2016→2017

2017.01.02

あけましておめでとうございます。

お正月、皆さんはどのようにお過ごしですか?

 

年が明けても、何かが大きく変わることはないんだから。と思っていたのですが、元日起きてすぐに窓を開けてみると、あれ!?違うじゃないか!と感じたのです。いつもの景色のはずなのに、空気や気配が澄んでいて、とても清々しく神聖な気分になりました。新しい気持ちで色々なことに取り組めそうな予感がしています。

 

 

年末は、

おせち料理をじっくり教わったり、

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お出汁のとり方を教わったり、

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メモをとったりして、

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すごく有意義な時間を過ごせました。

 

おせち料理って本当に手間がかかるのですね。日持ちさせるためには沢山ややこしい作業が必要・・・。
あらためて、母や祖母がどれだけ時間と愛情をかけて作り、美味しいものを食べさせてくれていたか、今頃になって実感しています。

少しずつレパートリーを増やして、ゆくゆくは、お重いっぱいにおせち料理を詰め込んでお正月を迎えてみたいです。

 

大晦日は、家族や親しい人達と一緒に天ぷら蕎麦を。

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みんなで囲むお蕎麦は、格別に美味しかったなぁ。

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興奮して急いで食べたので、お蕎麦の写真など撮れませんでした(笑)

 

 

それから、お茶の風習の中で『除夜釜』といって除夜の鐘を聴きながらお茶を飲み交わし、新年を迎えるという、なんとも静寂の中の贅沢な茶事があるそうなのですが、そのデモンストレーションのようなものを経験させてもらいました。

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ロウソク一本のともしびで、お茶室は照らされます。
真っ黒な黒樂茶碗でいただくお茶は、暗くて中身が見えないからこそ、研ぎ澄ませて感じることができたのでしょうか。いつもと同じお茶の葉なのに、ますます味わい深く感じました。

 

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一緒に並んでいるのは妹たち。普段はお茶のお稽古をしていませんが、この除夜釜、とても幻想的で楽しかったようです。

 

 

思い出深い年越しでした。

 

新しい一年。充実した年にしたいですね。

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すみ花