Nonogatari

なにかが変わって行く。

2016.01.12

母と出掛けました。
デパートのきもの掘り出し市へ。
リサイクルの着物ってたまにビックリするくらい素敵なものがビックリするくらい素敵なお値段で佇んでいることがあるのですよね。こういう時でもないと、なかなか思い切ったお買い物はできないので、母とふたりでピーチクパーチク、散々悩んで話し合った末、腹をくくって、帯を二本と帯締めを一本買いました。「いやぁほんまにいいお買い物ができたなぁ、お母さん」なんて話していたら、担当してくれたお店の人が、突然「え!?親子やったんですか!?」(お店の女将さんは大阪の方)「えらいお互いのことよぅ知ったはるお友達なんやなぁと思てました」と。
そないなわけありますかいな(笑)!箪笥の二段目のあの着物とあの着物に、これ合うんやない?とかそんな内輪の話し、友達とできますかいな!とツッコミたくなるのですが・・・ここ最近、母と出掛けると、会う人会う人みんなに「お友達ですか?」と聞かれるのです。ちなみに半年前くらいまでは「姉妹ですよね?」と言われていました。なんでかなぁ。親子にみられることはほとんどないのです。
母が若返ったのか、私が老けたのか・・・。それとも・・・。
自分でもちょっとわかるのです。刻一刻となにかが変わって行く気配。

朝起きて鏡を見たら、昨日までの自分じゃない!って。

そんな時ありませんか?

 

sumika